
(※このページは2022年6月に更新されました)
・「ビットコインって結局、何?」
・「ブロックチェーンって、どんなかたまりのくさり?」
この記事はそんな方へ向けて書いています。
上記はもちろん、当時の私が思っていたことです。
ちょっと調べて勉強してみました。
今回は「ビットコインとブロックチェーン」の言葉の意味について書いてみようと思います。
もし私と同じように思っていた方がいましたら、参考にしてください。
ビットコインとは何ですか?
一言でいうと、「ビットコインはインターネット上で使えるお金」のことです。
・国内では「仮想通貨」と呼ばれています。
・海外では「暗号通貨」と呼ばれています。
国内と海外で呼び名が異なり、二種類の呼び方があるって知っていましたか?
もうこの時点であやふやな状態ですよね。
ビットコインの歴史
ビットコインの歴史はまだ浅く、2009年に運用が開始されました。
インターネットに続いて世の中を変える仕組みを生み出した「革命」と言われています。
その理由は、インターネットユーザーが、管理者不在でデジタル財産を他の人に安全に移転することができるようになったからです。
普通は、管理者がいて、財産を移転させていたということです。
なんだかややこしくなってきましたよね。
簡単に説明しますと、
・ビットコインは、管理者が存在しないお金である
・現在の通貨は、管理者がいるお金である
ビットコインは、どの国の政府や中央銀行、金融機関も関与していないお金である、ということです。
そして、この安全にビットコインを移転することを実現したのが「ブロックチェーン」と呼ばれる技術です。
運用を開始してから本格的なシステムダウンを経験していないという優れものです。
ブロックチェーンとは何ですか?
ブロックチェーンは、「かたまりのくさり」ではありません。
ビットコインの仕組みを支える根幹となる技術です。
現在あるほとんどの情報システムは、中央にサーバーを置いて、中央集権的な管理体制を採用しています。
例を挙げると、金融機関の取引データなどがこのシステムで管理されています。
私たちの預金は、この中央集権型のシステムでデータ管理されているということです。
これに対し、ブロックチェーンはP2P(ピア・ツー・ピア)ネットワークを用いて管理する「分散台帳」を採用しています。
これにより、ビットコインの取引は過去から現在まで全て記録して、公開されているのが特徴です。
データをチェーンのようにつなげて誰もが公開し、閲覧できる状態にすることで、お互いを監視する仕組みを取っています。
ノードと呼ばれる多数のビットコインのネットワークの参加者が、この取引記録を共有しているので、一部のデータが損なわれたとしても、他で再生できるためデータ消失の心配がありません。
ブロックチェーンのおかげで特定のサーバーがなくても、管理者不在のままシステムが停止することなく動き続けています。
本当にややこしいですよね。
簡単に説明すると、
ブロックチェーン技術が、ビットコインのすべての取引データをみんなで共有して、どこかでデータが紛失したとしても大丈夫な仕組みを作っている
ということです。
各国の政府や中央銀行もこのブロックチェーン技術に着目するくらいすごい技術だ、ということです。
ビットコインとブロックチェーンの関係
ビットコインは、暗号技術を使ったデジタル通貨です。
本来はお金として使用され、インターネット上では経済的価値の交換を行うために使用します。
ブロックチェーンは、ビットコインとともに発明された技術です。
一定期間の取引をブロックとして封印していき、データの信頼性を構築していきます。
ブロックチェーンの技術は有用性に着目されて、応用の研究が広がりさらなる発展を遂げました。
ビットコインからブロックチェーンがスピンオフする流れです。
ブロックチェーンは仮想通貨だけでなくフィンテックと呼ばれる金融とITを融合した分野で研究開発されています。
近い将来にものすごい技術として紹介されるでしょう。
まとめ
以上が「ビットコインとブロックチェーン」の用語説明になります。
まとめます。
・ビットコインはインターネット上で使えるお金である。
・ビットコインは、国内では「仮想通貨」と呼ばれ、海外では「暗号通貨」と呼ばれている。
・ブロックチェーンは、ビットコインのすべての取引データを管理する技術である。
仮想通貨とそれを管理する技術の基本知識を解説しました。
本当に複雑ですよね。
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